死んでないだけの日常

日々の生活とか出会ったもの

水野敬也『夢をかなえるゾウ』

 ã夢ãããªããã¾ã¦ï¼ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』を読んだ。同書はいわゆる自己啓発本の中ではとても有名な本であり、ドラマ化やアニメ化もされている。自分も以前から同書の存在は知っていたが、なんとなく読むことがなかった。最近になって、メジャー本だけどベストセラーだし一回読んでおくか、という気になったのだった。

 著者の水野敬也さんの本では、以前に『LOVE理論』を読んだことがある。そちらもなかなか面白かったので、今後改めて内容について書いてみたい。

 

『夢をかなえるゾウ』では、成功したいと思っているけどなかなか自分を変えられないと思っているサラリーマンの主人公のところに、ヒンドゥー教の神の一人であるガネーシャというゾウの姿をした神が現れる。ガネーシャは関西弁を操りながら主人公に成功するための課題を与え、毎日実行するよう求める。課題の意味については、世界中の成功者や偉人(歴史上や存命の人を含む)のエピソードなどを紹介してくれる。最初はガネーシャを信じていなかった主人公だが、次第にガネーシャの教えを理解できるようになっていく。

 

上記がおおまかな本の内容だ。

成功者や偉人の習慣などを紹介していくだけの内容だったら途中で退屈しそうなものだが、ガネーシャと主人公の掛け合いがとても面白く、スイスイ読んでいける。ガネーシャは神様なのだが、かなり人間味あふれるキャラクターで、あんみつが大好物だったり腹八分目を勧めておいて自分は大食いしたり、"ガネーシャ"の知名度がなさ過ぎて拗ねたりパチンコしたりと、基本的にうざいキャラなんだけど、どこか愛らしい部分もあるという、魅力的なキャラクターなのだ。ともかく、ガネーシャというキャラクターとそれに振り回される主人公が面白いので、楽しみながら読める。

 

色々と勉強となるというか、なるほどなと思わせられる内容は多かった。

「人が欲しがっているものを先取りする」というのは、これまで自分が意識できていないことだった。確かに人の欲を敏感に感じ取り、それを満たせる人は人に気に入られていくし、事業を始めても上手くいくはずだ。常に"この人は何をしてほしいのかな"と考えることを無意識に行えるよう目指したい。

 

人は楽しいことしかできない→頑張ること自体が楽しいと思うように、頑張った自分をホメる、というのも印象的だった。以前に読んだ樺沢紫苑さんの本でも、なにかを「続けよう」と意識すれば続かない、なぜなら「続けよう」と思うこと自体が負担になるから、と紹介されていた。行為に意味を見出す人は行為自体が楽しいと思っている人に絶対に勝てないと、吉田尚記さんの本でも言われていた。頑張ることが楽しみとなっていくよう、日々自分をホメていくことを習慣付けたい。

 

自分の得意なことを見つけるのは義務であり、無限に頑張れるような、そんな仕事を死ぬ気で探さないといけないという内容もあった。確かに、自分が最も力を発揮できる仕事をするのは自分にとっても社会にとっても良いことだ。自分に合った仕事をする方がよいとはなんとなくわかった気でいたが、本書ではそれをあきらめずに死ぬ気で探せと勧める。確かに人生の中で仕事に費やす時間ってかなりの割合だし、その時間がつまんないものか楽しいものかで人生全体の満足度は大きく異なるはずだ。自分の適性やそれに合う仕事は簡単にはみつからないだろうが、考えるだけじゃなく実際に経験してみて、何が自分にフィットするのかわかってくる。あくまで経験を重ねないと、それは見つからない。いろんなことを経験してみることが、自分の適性を見つける鍵なのだ。

 

お金というのは人を喜ばせて受け取るもの、という考えも自分はあまり意識できていなかった。人を喜ばせる=人の欲を満たすことを第一として考えることが、成功する上では重要だ。だから、人を喜ばせること=楽しいと自分が無意識に思うようになって、どんどん人を喜ばせられようになっていき、さらに自分の得意な分野で人を喜ばせられるようになるのが成功の秘訣とされる。自分のエゴを通すのではなく、"どうしたらこの人は喜んでくれるのかな"と日々考え、実際に人を喜ばせることの重ねていくことで成功に近づいていく。人の喜び=自分の楽しみとなるよう意識したい。

 

変われない人々(自分含め)の共通点をついていると思われることも書かれている。人は知識を頭に入れるだけでは絶対に変われない。変われるのは"立って、何かをしたとき"のみだ。本書で書かれている通り、人間の長い歴史の中で、どうすれば成功できるかなんてことは十分明らかになってきているはずだ。それでも成功者が少ないのは、たいていの凡人は成功への手段を教えられても実行せず、経験に向かわないからなのだ。変わっていくためには、行動するということが不可欠ということだ。まったくその通りだと思う。色々教えられて一時的に成功できるような興奮にかられるけど、そこから実際に行動することがなければ何一つ変化はない。行動できるかどうか、そこが大きな分かれ道となっている。

 

やりたいことがないと言っている場合のほとんどは何もやっていない、というのは自分の経験からも納得した。自分の適性を探す場合と同じだが、やりたいことも経験してみないと探せるわけがないのだ。色々体感してみて、そのなかでやりたいと思えるものに出会っていくのが普通だ。やりたいことが偶然思いついてそれに没頭できるなんてことはほとんどない。自分の人生も一般的な人よりかなり経験不足だと思っているので、やったことないこと、興味があるけど少しめんどくさいことなど、経験を積んでみようと思った。

また、やらずに後悔していることは"今"始めることが必要であり、"今"やらなければ、おそらくやらないまま死んでいく、という教えが記憶に残った。今までやってこれなかったのだから、どこかで踏ん切り付けて一歩踏み出すことが必要だ。自分の"やらずに後悔していること"でパッと思い浮かぶのは、楽器演奏とかだろうか。音楽は昔から大好きで、いつか自分もかっこよく楽器演奏してみたいと思っていたが、本格的に始めることはこれまでなかった。でもやらないまま死ぬとなると、おそらくすごく後悔すると思う。エレキギターは知り合いから安く譲ってもらったものがあるので、もう一度トライしてみようと思う。独学だけじゃなく、誰か得意な人に基本だけでも教わってもいいかもしれない。

 

本書はベストセラーとなった本だけあってかなり面白いし、ためになる教えにもとても共感できるというか、確かにこういうことを考えながら生きるのって重要だよなと思わされる。いろんな自己啓発本に書かれていそうなことを面白くわかりやく紹介してくれるから、多くの人に受けているのだろう。勉強になることが多かったので、もっと早く読んでおくべきだったなぁという印象だ。本書の続編も2冊刊行されているので、そちらもチェックしてみたいし、やはり水野敬也さんは面白い本書くなぁと改めて思った。当然ながら、やはりベストセラーには理由がある、と思ったのでした。

 

 靴を磨く

自分が会社行くときも営業で外回りするときもカラオケ行って馬鹿騒ぎするときも、靴はずっと気張って支えてくれている。そういう自分を支えてくれているものを大事にできないやつは成功しない。 

成功しないための一番重要な要素は『人の言うことを聞かない』。今までずっと成功しようと思って変われなかったと言うことは、つまり『自分の考え方にしがみついている』ということ。

 

コンビニでお釣りを募金する

お金というのは、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもの。だから、お金持ちになるのは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思ってるやつなのだ。だから、寄付を通じて世の中の人を喜ばせたいっていう気持ちを素直に大きくしていくことが大事。自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。そういう人間になることが必要。

 

食事を腹八分に抑える

基本的に現代人は食べ過ぎ。食べすぎると体に悪いし、眠たくなるし集中力も下る。寝る前に食べると目覚めも悪くなる。だから、食べたいと思っても腹八分で抑える。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら生活が変わってくる。

 

人が欲しがっているものを先取りする

『ビジネスの得意なやつは人の欲を満たすことが得意なやつ』。人にはどんな欲があって、何を望んでいるか見抜けるやつは事業を始めてもうまく行く。上司の欲がわかっているやつはそれだけ早く出世する。 

人はわざわざ『〇〇が欲しい』なんて教えてくれない。人が何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかないとダメ。

 とにかく誰かに会ったら『この人が欲しがっているものは何か?』ということを考えながら接すること。そして欲しがっていることをできるだけ与えるように心がけること。=出会う人すべてをお客さんだと考える習慣。

 

会った人を笑わせる

笑わせるというのは『空気を作る』ということ。場の空気が沈んだり暗かったりしても、その空気を変えられるだけの力が笑いにはある。まずは、あなたと会えて楽しい、うれしい、そういう思いを持ちながら楽しく話してみること。『気分は伝染する』から、いつも楽しいうれしいという気持ちでいたら、そこにおのずと笑いが生まれる。

 

トイレ掃除をする

トイレを掃除するということは、いちばん汚いところを掃除するということ。誰もやりたくないことだが、人がやりたがらないことだから、それが一番喜ばれる。そこに価値が生まれる。好きな事をするのも大事だか、人がやりたがらないことでも率先してやることも同じくらい大事。

 

まっすぐ帰宅する

世の中のほとんどの人間は『反応』して生きている。自分から世の中に働きかけるわけではなく、自分の周囲に『反応』している。親から言われて勉強して、みんながやるから受験して、みんなが就職するから就職して、上司から指示された仕事をして、とにかく反応して一生を終える。自分の人生を手に入れているやつは、全部自分で考えて計画立てて、その計画通りになるように自分から世界に働きかけていっている。 

 会社が終わったあとの自由な時間というのは成功していくために『自由に使える一番大切な時間』。だから、仕事が終わったらまっすぐ帰宅して、一番大事なことに使うべき。

 

その日頑張れた自分をホメる

自分が頑張れてるのを確認するのはとても大事なこと。なぜかというと『成長したり頑張ることは楽しい』って自分に教えていくためだから。頑張ろうと思っても頑張れない本当の理由は、『頑張らないといけない』と考えること自体が楽しくないから。人間は楽しいこと、やりたいことしかできないようになっている。 

毎日寝る前に自分がその日頑張れたことを思い出して『よくやった』とホメること。一日のうち絶対に一つは頑張れてることあるから、それを見つけてホメる。

 

一日何かをやめてみる

ぱんぱんに入った器から何かを外に出す。そうすれば空いた場所に新しい何かが入ってくる。人生を変えていくというのはそういうイメージ。

酒でもタバコでもテレビでもインターネットでもなんでもいいので、とにかく一日だけでいいのでやめてみる。そしてその辞めた場所に何が入ってきているか注意深くみること。

何かを手に入れるには相応の代償を払う必要がある。

 

決めたことを続けるための環境を作る

本気で変わろうと思ったら、意識を変えようとしてはダメ。意識ではなく『具体的な何か』を変えないといけない。自分がこうすると決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らないといけない。

 

毎朝、全身鏡を見て身なりを整える

服は変えられることのできる環境の一つ。服装が人の意識に与える影響は見逃せない。自分に自身の持てる服を身に着けさせれば、行動や言動も変わると言われている。意識や内面は変えることが難しいが、外見は変えられる。

 

自分が一番得意なことを人に聞く

自分が社会に貢献できる得意分野があるのにそれをしないのでは当然支払われるものも支払われない。自分の得意なことを見つけるのはある意味義務といえる。

自分ではこれが得意分野や思っていても人からすれば全然違うこともある。

 

自分の苦手なことを人に聞く

短所と長所も自分の持っている同じ性質の裏と表になっているもの。だから、自分の長所を知りたい場合は逆に短所も聞くとよい。

 

運が良いと口に出して言う

世界は秩序正しい法則によって動いている。成功も失敗もその法則に従って生まれている。だから、その法則に合わせて自分を変えないといけない。その法則と自分のズレを矯正することが、成功するための方法であり、成長と呼べる。

自分にとって嬉しくないことが起きても、まず嘘でもいいから『運が良い』と思ったり、口に出すくらいでもよい。そうすれば、自分に起きたことから何かを学ぼうと脳が考え出す。そうやって自然の法則を学んでいく。

 

明日の準備をする

一流の人間はどんな状況でも常に結果を出すから一流なのだ。常に結果を出すには、普通に考えられてるよりずっと綿密な準備がいる。

 

身近にいる一番大事な人を喜ばせる

人間というのは自分にとってどうでもいい人には気を遣うくせして、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うもの。例えば親。

お客さんでも自分を愛してくれるお客さんには最高のおもてなしをするのは当然。いいお客さんだからといって甘えていてはダメ。

 

誰か一人のいいところを見つけてホメる

その人のそばにいたら自尊心が高まる、プライドが満たせる、そういう人のそばに人は集まる。人の自尊心を満たせて、人から応援されて、押し上げられるようなやつが成功していく。

 

人の長所を盗む

もっと他人にサービスすることを考えて、そのことを自分の喜びにしていかないとダメ。『人の欲を満たすこと=自分の欲を満たすこと』を体に染み込ませる。

成長するために一番効率いい方法はコピーすること。マネするのはお客さんを喜ばせることにつながる。早く成長して、早く技術を覚えて、もっと多くの人を喜ばせたいという思いが何よりも大事。

 

求人情報誌を見る

成功したいのなら本当に自分がワクワクできて自分の持ってる力をいちばん発揮できる仕事を死ぬ気で探さないといけない。自分が『これだ!』と思える仕事を見つけたらあとはそれをやるだけ。

仕事を間違えたらそれこそ一生を棒に振ることになる。見つかるまでは絶対に探すのをやめないこと。あきらめなかったら必ず見つかる。

 

お参りに行く

世の中のほとんどの奴らが凡人やっているのは、そいつらが『面倒くさがり』だから。

成功したいと心から思っているやつは何でもやってみるものだ。少しでも可能性があると思えば実行している。つまり、『バカバカしい』『意味がない』とか言ってやらずじまいな奴らは、結局そこまでして成功したくないということ。

 

人気店に入り、人気の理由を観察する

お店はサービスを受ける場所であると同時に、優れたサービスを学ぶ場所でもある。店に入ってただサービスを受けるだけでなく、その店がどんなことをしてお客さんを喜ばせようとしているか観察すること。

成功したいのなら、人と同じことをしているときでも人と違う視点や発想で世の中をながめていかないとダメ。

 

プレゼントをして驚かせる

お客さんが一番喜ぶのは『期待以上だった時』。いい意味で裏切る。サプライズする。

自分の上司や部下もある意味お客さん。

 

お金は人を喜ばせることでもらうもの。でも、誰でもそうだけど、やりたくないことや嫌なことではなく、好きなことや楽しいことしかできない。だとしたら、人を喜ばせることが何より楽しいと思えるように自分自身を変化させていく。また、自分が好きなこと、楽しいと思えることで人を喜ばせるようにする。それが成功したり有名になったりお金持ちになるための、回り道のように見えるけど一番の近道。

 

知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われない。人間が変われるのは『立って、何かをした時だけ』。

 

人間の長い歴史において、どうすれば人が成功するか、そのことはもう解明されている。しかしほとんどの人が成功法則書を読んでも成功していないのは、なぜか。それは、何もしないから。実行に移さないから。経験に向かわないから。もし、何かを実行に移すなら、昨日までとは違う何かを今日行うのなら、仮にその方法が間違っていたとしても、それは偉大な一歩となる。

 

やらずに後悔していることを今日から始める

やりたいことを見つけるための方法は一つだけ。それは『体感すること』。『やりたいことが分からない』って言っているやつの99%は『何もやってない』やつ。

 一番やるべきことは、『やらずに後悔していること』。今まで無理だったのなら、これからも無理。変えるならそれは『今』。『今』何か一歩踏み出さないといけない。そうしなければ、やらないまま死んでいく。 

 

突き詰めれば仕事は『作業』。だから、仕事で幸せになりたかったら、自分が好きな『作業』を選ばないといけない。どれだけでも続けられる一番好きな『作業』を仕事にすること。それが仕事の正しい選び方。

 

どれだけ人を幸せにできるか、そのことにどれだけ喜びを見出だせるか。それこそが、たった一つの成功の秘訣なのだ。

 

人の成功をサポートする

自分が成功したかったら、その一番近道は、人の成功をサポートすること。他人の成功をサポートすることが楽しいと思えるようになったら、何をやっても上手くいく。

 

応募する

人間が変わるには大きな不幸が必要。悩んだり苦しんだりして死んでしまおうかと思えるような不幸。そういうとき、人はやっと今までのやり方を変えるもの。つまり、本当に人生を変えようと思ったら、そのくらいのインパクトが必要ということ。何か想像を超えるような『事件』が人を劇的に変える。

 一番効果的で劇的な変化が望める『事件』は、『誰かに才能を認められる』ということ。才能が認められるとは、今まで自分でも気が付かなかった才能が見い出されるということ。

 確かになかなか自分の才能は見出されないかもしれない。しかし、それでも可能性を感じるところにどんどん応募したらいい。そこでもし才能を認められたら、人生はあっという間に変わる。

 自分の持っている隠れた才能の可能性を見出すために、なにか世の中に働きかけることがあったとしたら、それは全部『応募』だ。そして、それこそが自分の人生を変え得る大きな力を持っている。

 

毎日、感謝する

『大きな欲を持っている』というのは『足りてない』と感じている部分が大きい

ということ。足りてないと思えば思うほど、足りない状態から逃れることはできない。自分が満たされていないと人を喜ばせること、与えることはできない。

 自分の中に足りてないと感じていることがあって、そこをなにかで埋めようとするのではなく、自分は充分満たされている、自分は幸せだから、他人の中に足りないものを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思っていたものが自然な形で手に入る。

 身の回りにあるもの、友人や恋人、家族、動物、空気や水、緑、それらはすべて自分が生きるために存在してくれている。当たり前のようにそこのそこにあるが、本当は有り難いもの。

 いつでもいいから、世界をかたちづくっている何に対してでもよいので、感謝すること。足りてない自分の心を『ありがとう』という言葉で満たすこと。

 

 頑張ることが楽しいと感じることができるようになれば、誰だって夢や目標に向かって努力することができる(その時には努力と感じないかもしれない)。成功している人だけが特別じゃない。

 

参考文献

 

夢をかなえるゾウ文庫版

夢をかなえるゾウ文庫版