脇田もなり - RIGHT HERE (2019)
女性ソロシンガー脇田もなりのサード・アルバムである『RIGHT HERE』を聴いた。
『RIGHT HERE』は今年7月31日にリリースされた最新アルバムだ。
脇田もなりのアルバムはこれまですべて聴いてきたので、それはまた別の機会に紹介したいと思う。脇田もなりを聴くようになったきっかけはよく覚えてないけど、最近よく聴いているアイドルグループ、"フィロソフィーのダンス"を色々調べている際に楽曲派アイドル？として脇田もなりも紹介されていたから、だったような気がしないでもない。
脇田もなりは以前にEspeciaという大阪発のアイドルグループに所属していたが、そこから脱退して今は東京を拠点にソロシンガーとして活躍中のようだ。
これまでのアルバムに引き続き、今回もプロデューサーの新井俊也氏をはじめとした有能なスタッフのバックアップを受け、良曲揃いのアルバムとなっているように思う。先行して発売されていた「Just a "Crush for Today"」や「やさしい嘘」などの良さが光るし、「風船」や、斎藤伸也（ONIGAWARA、ex.竹内電気）氏の「Thinkin' about U」なども良い。これまでのアルバムの楽曲にもあった都会的な雰囲気、ニュージャックスウィング？的な要素が今回のアルバムにも引き継がれている。特に「風船」のイントロは好きだ。さらに佐藤清喜（mictostar）氏の「恋をするなら」もコーラスが気持ち良いポップソングで、佐藤氏っぽい楽曲と思った。相変わらず素晴らしい。「ハイウェイ」はくるりのカバー。
これまでアルバムと同じく、良曲揃いの、なんていうか安心できるアルバムだ。有能な作家陣と脇田もなりのチームには安心感がある。今回までの3作で十分な良曲を生み出してきたので、今後はどういう方向性で行くのか少し気になる。
脇田もなり - Just a "Crush for Today" / やさしい嘘 (試聴動画)
脇田もなり - エスパドリーユでつかまえて (Official Music Video)
