米米CLUB - 米 〜Best of Best〜 (2005)
米米CLUBのベストアルバムのひとつである「米 〜Best of Best〜」を聴いた。
前回の記事に引き続き、米米CLUBのアルバムレビュー。米米CLUBとの出会いと魅力を感じた点については、前記事で説明済みなので割愛。
popmusictown.hatenablog.com
「米 〜Best of Best〜」は、デビュー20周年を記念したものであり、ファン投票で選曲されたアルバムとのこと。CD2枚組のボリュームで、初回限定盤にはライブ映像のDVDも付いているようだ。
ベスト盤だけあって、収録曲はどれもクオリティの高いものばかり。Disc1はダンサブルだったりファンキーな曲が収録されている。特に好きなのは、「愛はふしぎさ」「Shake Hip!」「I・CAN・BE」「sure danse」「愛 Know マジック」などかなぁ。アルバム「Octave」のレビューの際にも紹介したけど、「愛 Know マジック」は多幸感あふれる良い曲で、「愛はふしぎさ」も同系等の良曲。「Shake Hip!」「sure danse」は格好いい良曲。
Disc2はファンキーっていうよりはポップス・バラードっぽい曲が中心。超有名曲の「浪漫飛行」「君がいるだけで」は当然最高として、「ひとすじになれない」「TIME STOP」「ホテルくちびる」「抱きしめたい」「Troubled Fish」「Just U」など、キラ星のごとき良曲群。「ホテルくちびる」はおふざけも許されるほど曲がいい。「Troubled Fish」はブロウ・モンキーズを思わせるような、なんというか色気のある曲だと思う(たいがいの曲で色気あるんだけど)。「Just U」は解散ライブの音源。『君は心の中のサンシャイン~」の部分のメロディとコーラスが抜群に気持ち良くて、つい歌いたくなる曲。「抱きしめたい」は、なんというか完成度の高いポップスで、後半のサビの連続がめちゃめちゃ気持ち良い。
そんな素晴らしい曲たちの中でも一番聞いたかもしれないのが、「ひとすじになれない」。まずイントロのホーンが渋くてAORっぽくて格好良くて、それでいて踊りたくなるような感じで。サビも、なんていうか耳に残るメロデイというか、歌いたくなるようなというか。コーラスの「Fu Fu Fu」も最高。「夢はいつのときも捨てずに~」のとこの歌い方も最高。語彙が足りなくて説明できないけど、とにかく大好きな曲だなぁ。米米CLUBの中でも屈指の名曲といってもよいと思う(まだあまり米米CLUB知らないけど)。
米米CLUBの魅力を存分に感じれる素晴らしいアルバムだった。
米米CLUB ひとすじになれない 惑星公演(音楽達人倶楽部)
https://music.apple.com/jp/album/%E7%B1%B3-best-of-best/575515563?uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog