漫画『ドラフトキング』が面白い
最近読んだ漫画で面白いものがあったので紹介。野球漫画の『ドラフトキング』である。
『ドラフトキング』は、グランドジャンプで連載されている漫画で、作者はクロマツテツロウ氏。氏は本作以外にも過去に野球漫画を描かれている。2021年1月時点で7巻まで発刊中。
本作は野球漫画だけど、プロ野球のスカウトという裏方を題材にしているという点で、ちょっと変わった作品だ。スカウトがどういう視点で選手を見ているのか、プロ野球で通用するとは何なのか、ドラフトの裏側にあるものは何なのか、といったことを、おそらくしっかりとした取材をした上で描かれているのだと思う。そのため、内容にリアリティを感じることができ、そこがこの漫画に興味を惹かれる点なのかなと思う。
スカウトの仕事と一緒に、そこに絡む色んなタイプの野球選手（プロ、社会人、大学生、高校生、戦力外など）の野球人生が描かれている。そこには球団、学校、家族、他のスカウトなどが関係していて、スポーツ選手の人生ってこんなことがあるのか…といいた感じで興味深い。
内容はリアリティあるけど、絵とかはちょっとコメディタッチで、ストーリーにもお笑い要素がちょくちょく挟まれている。このバランスにより、読みやすくなっているのかも知れない。
野球に興味ある人ならおそらく好きになる漫画だと思う。集英社のマンガアプリであるジャンプ＋やヤンジャン！とかでたまに１～２巻無料をやってる。面白い。
下記のサイトで試し読みできる。
