死んでないだけの日常

日々の生活とか出会ったもの

初めての競馬へ

昨日は東京ドーム周辺に行く用事があり、時間が余ったので知り合いに連れられてウインズ後楽園という場外馬券売場に行き、競馬について教えてもらった。競馬には今まで全く興味はなかったのだが、せっかく競馬をよく知っている人が身近にいるということで、社会勉強?の一つとして競馬を体験してみるかという気持ちになったのだった。

 

体験といっても競馬場に行って実際にレースを見るという訳ではないけど、なんとなく雰囲気だけでも知れたらいいかーといった感じ。

 

ウインズ後楽園は思ったより広くてしかも何階にも分かれていた。一体なんでこんな広いスペースが必要あるんだと思ったけど、大きなレースの時にはたくさんの人が来るらしい。

 

フロアには券売機が並び、天井からは競馬中継を流しているテレビが吊られていて、お客さんたちはテレビでパドック(馬を歩かせて状態を見せる的な場所)を見ながら予想したり、レースが始まるとテレビを見ながら賭けた馬に対して声援を送ったりしていた。みんなほとんど競馬新聞を片手にしていた。競馬場にはたぶん遠く及ばないんだろうけど、多少の熱気は感じた。

 

自分は競馬好きな知り合いに競馬新聞を買ってもらい、新聞に記載されている馬の状態の見方や、予想する際に考える要素、馬券の種類などを教えてもらった。予想する際に考える要素は思った以上にたくさんあり、例えばレースの距離(基本400m刻みで1,200mくらいから2,800mくらいある)、芝生かダート(砂)か、先行する性格か後で追い上げる性格か、内枠か外枠か、直近のレースでの状態、馬の体重の増減、ハンデとして与えられる重さ、馬が汗をかいているか、毛の艶はどうか等々。これでもたぶん考慮する要素の一部でしかないと思うから、予想は大変そうだ(逆にいろんな要素があるからこそ予想する楽しみになるといえる)。

 

馬券の買い方も馬単やら馬連やら3連複やらワイドやらいろいろあるようだ。とりあえず「単」というのは着順まで当てなくてはならず、「連(複)」の場合は着順不同でもよいらしい。慣れるまでこの辺こんがらがりそうな感じがする。

 

知り合いは3レース分馬券を購入し、2レース分は馬連で見事当てていた。それで得たお金をもらい、自分も2レース分買ってみたが残念ながら当たらず。でもやっぱり賭け事だからかアドレナリンが出るような感じはして、ワクワクして楽しめるのもわかった。

でも多分一人で買ってレースを見るより誰かと見ながらワイワイしないと楽しめないかもなとも思った。だから今後一人で馬券を買うってことはないかもなぁ。

 

本気で当てていこうとするなら、馬についてや競馬場の特性なんかについてからまず知っていく必要がありそうだと思った。やっぱり生き物に賭けるわけだから奥が深くなる。

 

競馬について少し知ることができた1日だった。